"早く頼りにされたい"が原動力。
内村 承太郎
技術センター 工事部 工事3課
#工事部 #現場職人 #現場作業部門
すごい威力!やってみたい!がきっかけでした。
高校生の時、就職活動が始まり工場勤務を選ぶ同級生が多い中、現場で仕事がしたくて日進機工を選びました。
入社後に感じたギャップはウォータージェットの反力の大きさ。ホームページで見る数字や動画から想像するよりもはるかに力が強くて驚きました。使うノズルや角度によって反力が変わるのですごく大変な仕事なんだ、と思いましたね。筋肉がつきました。
入社して最初の現場は田原にある自動車工場の電着塗装の入れ替えタンクの洗浄業務でした。当時ウォータージェットを射つことはできなかったので、槽内入口のバルブ操作と監視人として作業を見ていました。初めて現場を見たので好奇心のまま、自分も早くやってみたい!と思っていました。後々、ウォータージェットを射つのはすごく難しいことがわかるのですが…。
作業を見ているだけでも学ぶことがたくさんあるんです。大切だなと特に感じるのは射つ順。どこから洗浄していくのかで作業効率が変わります。先輩たちの作業を見てできることは真似して自分に取り入れるようにしています。変わっていない、なんてことが無いように常に学ぶ姿勢で仕事をするようにしています。
問題をチームで解決し、現場を成し遂げた時の達成感が仕事のやりがいです。
印象に残っているのは去年行った山の仕事。山の仕事と言っても、漆山にある水力発電で使う水圧鉄管のメンテナンス。配管の中にサビがつくので山用に作られた専用の治具を使った洗浄の仕事で、一番難しいと言われている現場です。配管にホースを入れて山の麓の方にある配管の下から上に向かって洗浄していくのですが、配管は直線だけでなく、湾曲している部分もあります。そこでバスケットボールと呼ばれている器具(バスケットボールのシームを型取り中を空洞にした金属製の器具)を使い摩擦抵抗を減らし、湾曲部分でも詰まらないように流れを促していきます。なんせ山なのでウォータージェットの機械もヘリコプターで運びます。配管は1000mくらいあって分割して作業をするのですが、山の斜面に治具を設置することが大変な作業でした。4ヶ月くらいの工事でとても記憶に残っています。期間が長いと色んなハプニングがあるのですが、チームで話し合って解決していきます。振り返るとそんな時に一番楽しさを感じていますね。
ちなみにこのバスケットボールのような器具も日進機工で作ったものです。
いると現場の流れが良くなる、そんな社員になりたい
最近は、自動車工場での塗料配管の洗浄の仕事に行っています。様々な現場につれていってもらえているので洗浄の仕事はわかっているものの、塗料配管の洗浄業務自体は初めて。経験を積ませてもらった分、今更わからないことを聞くのに抵抗感がありました。その時、作業責任者の方が“わからないことは聞いてね”という言葉をかけてくださり、緊張がほどけて1から作業を教えてもらいました。一通りの仕事に慣れた時期ですが、わからないことは素直に聞ける環境はありがたいと思います。
チームで行う仕事なので、チームワークは大切です。日々のコミュニケーションが大切だと思うので、自分が入ると現場の雰囲気が良くなったり士気も上がったりするような親しみやすさのある社員になりたいですね。